ホワイトカラー・エグゼンプション
興味をもってみていた、ホワイトカラー・エグゼンプション。
おそらく導入されるだろうと思っていたのだが、
少し状況が変わりつつあるようだ。
残業代ゼロ見送り論、与党に強まる 厚労省に戸惑い (2007/01/06 asahi.com)
収入が相当程度高く、企画など自らの裁量度合いが大きい社員は残業代をゼロにするという法案。
ただ、収入を減らすのではなく、年収は維持する。
周りの人に聞くと、残業代もなくなるのか!と、
危機感を持つ人も多い。
確かに私の会社では、
みな目一杯残業してぎりぎりまで働いているので、
関心度合いが高い。
多分私も、施行されれば、残業代がゼロになると思っている。
しかし、会社での残業はきっちりとつけているが、
普段から休日をいとわず、いろいろ考えをめぐらしている。
企画的な仕事や技術者、研究者、営業、生産の企画などの仕事は、
そういうものだと思う。
多くの人がそうではないだろうか。
だから、年収がイコールであれば、
残業の概念がなくなろうと、あまり気にならない。
むしろ、時間管理がなくなる分、ラッキーだ。
問題は、企業がこの法案を悪用して、
人件費を下げようとすることだろう。
しかし、私は思う。
先ほども書いたが、
多くの人は残業がどうのこうのというよりも、
自分の仕事に対して休日や平日の帰宅後も、
お風呂の中とかでも、
どうすればうまくいくか?と、考えをめぐらすものである。
この法案を悪用するような企業なら、
そこに働く人の心も離れていくのではないか。
そんな企業のために注ぐエネルギーの総和は減少していく。
結果的に、そんな企業は衰退するのである。
法案については、どちらでもいい。
むしろ法案が通ったほうが、
企業の考え方が明確になって、
いいのかもしれない。
私はそう考えている。

しんりん